Y.M. | 社員紹介 | 採用サイト

INTERVIEW

工学部工業化学科卒

2015年入社

エンジニアリング本部

エンジニアリング部

Y.M.

入社後、名古屋工場名2有合プラントに配属され、生産現場でオペレーション業務に携わる。2017年、生産技術部（現在はエンジニアリング部に統合）に異動し、設備能力、品質トラブルの原因解析等実施。2018年より約4年間タイ工場での新規プラント立ち上げに従事し、プロセス設計、機器設計、機器調達、機器・配管の工事検査、試運転を実施した。現在は新たに別製品の新規プラント立ち上げを見据えて、機器・配管を設計中。

工場を形にし、維持、増強していく
ダイナミックな業務

所属するエンジニアリング部は設備能力の増強や新規プラント立ち上げ、工場の自動化検討、新製品のパイロット設備での試験運転や工業化などを担っています。プラントを立ち上げるためには、プロセス、機器、配管、土建、電気、計装、制御など幅広い専門知識や、スケジュール・予算・品質管理、他部署や他社とのやり取りといった様々な工程や任務があり、約40名のメンバーが協力しながら業務を遂行しています。私は主にプロセス、機器、配管関係の業務を担当しています。現地工場での業務もあり、過去にはタイに約1年間滞在し、工事検査、試運転など実施してきました。

巨大な設備が企図した通りに
稼働する様子に感動

理論に基づいて設計したものが巨大な形になって企図した通りに稼働し、利益をもたらす設備となることにやりがいを感じます。タイ工場での新規プラント立ち上げで初めて流れてきた製品を目にしたときはとても感動しました。いざ試運転が始まると本当に設計通りの結果が得られるかドキドキしましたが、各機器やプロセスについて、設計通りの能力が発揮されるのを目の当たりにして、心の中で「おっしゃー！！」と叫んでいました。残念ながら全てうまくいったわけではなく、悔しい思いもしましたが、失敗を学びに変えてエンジニアとして力をつけていきます。

専門を深め、間口を広げて、
成長し続けたい

化学工学出身なのでプロセスを極めたいという気持ちもありますし、専門外の土建、電気、計装、制御なども経験して全体像を理解したいという気持ちもあります。両方の気持ちを大切に、その時々の仕事に応じて必要な知識を習得し、エンジニアとして成長し続けていきたいです。また、世の中が変化するスピードは加速しており、設計・検討期間短縮の重要性が高まっていると感じているので、通常業務に努めるだけではなく、短縮につながるアイデアを提案することにも力を入れていきます。

私が入社を決めた理由

複雑で面白そうな高機能化学品のプラントを扱える！

大学でのプロセス設計の実習が面白かったので、「化学プラントのエンジニアとして働きたい。扱う対象としては、汎用品よりも世の中の役に立っている高機能化学品のほうがやる気が出そうだし、ごちゃごちゃしていて面白そう」そんな気分でいた私が、大学の横に研究所がある三洋化成を何気なく調べてみると、多種多様な高機能化学品を世の中に送り出していることが判明。こんなに身近に希望通りの会社があったとはと驚きました。高校まで奈良、大学は京都だったので、関西の会社であることにも親近感が湧き、迷いなく入社を決めました。

1日のスケジュール

●設計時期

08:45

出社

担当業務の進捗とその日やることを確認
09:00

設計・資料作成

設備構成、仕様を考えながら設備構成や各種資料作成
12:00

昼休み

社員食堂での昼食の後、雑談や休憩
13:00

ミーティング

作成したP&ID*を上司、チームメンバーに共有
*P&ID : 「Piping & Instrumentation Diagram」の略で、プラントにおける機器・配管・計装の設備構成や仕様などを記載した図面のこと。
15:00

資料修正・調査

資料の修正や工場、メーカーに問合わせなど調査
17:30

帰宅

仲間と雑談しながら電車で帰宅