分野紹介
プラスチック産業関連分野では、私たちの周りで幅広く活躍するプラスチックに付加価値を与える製品を数多く販売しています。
特に近年注力しているのが、電子機器の誤作動を防いだりプラスチックへのほこり付着を防いだりする永久帯電防止剤です。効果が持続する特長を生かして、用途拡大を行っています。
繊維産業関連分野は、当社創業以来のビジネスであり、合成繊維の製造工程で用いられる油剤や改質剤を中心に扱っています。繊維の高付加価値化に貢献するとともに、近年はその活躍の場を自動車用エアバッグ糸やシートベルト、炭素繊維などの製造時に用いられる産業資材用繊維薬剤にも広げています。
2023年度業績
プラスチック産業関連分野は、永久帯電防止剤が電子部品需要低迷のため低調となり、塗料コーティング用薬剤・添加剤も需要が減少し売上高は減少しました。
繊維産業関連分野は、風力発電用風車向けの炭素繊維用薬剤が低調に推移し、またタイヤコード糸等の製造時に使用される油剤の需要回復が遅れており、売上高は低調に推移しました。
以上の結果、当セグメントの売上高は252億3千5百万円(前期比10.4%減)、営業利益は23億6千7百万円(前期比14.9%減)となりました。